僕という人間

最近リアルにとても不満を抱えているので、僕が仲良くさせていただいている方には僕の現状を少しでも理解してもらえればと思い、本記事を執筆している。

tまず、僕は心療内科に通っており、つい最近軽めの躁鬱と診断された。躁鬱という症状は、気分が高まったり落ち込んだりというのを、普通の人よりも激しく引き起こす症状のことである。これは日本ではまだ理解が進んでいないが、アメリカなどではごく普通の病気として知られている。

もともと、僕は高校1年の時に母が重めの躁鬱を引き起こし、家庭環境が一度崩壊した。その時から、父も母も妹も、精神的に不安定になってしまった。僕の場合親の気質を引き継いで躁鬱を引き起こした可能性も考えられる。

僕の中高時代の話を、急であるがさせていただく。

関東では有名な中高一貫に中学受験でぎりぎりで合格し、その反骨精神からか、中学では文武両道を目指していた。

球技が苦手だったので、中学高校ともに陸上部に所属し、毎日の自主トレの成果もあってか、中学二年時には市内で100Ⅿが5番、200Ⅿが3番の成績を残し、県大会に個人で出場するレベルの選手となっていた。

ただ、ここで気づいたことがある。もともと足の速い選手ではなかったので、一度結果を出して調子に乗りすぎてしまったことである。もともと、男という生き物は古来からプライドの生き物である。だが、過剰なプライドは、理想と現実の乖離を引き起こすため、自分も周りも傷つける。実際、僕は陸上で結果を出して、大好きな親友を一人失った。結果を出した時にそれを支えてくれた人への感謝を忘れては、僕含め、人間は一生成長できないと思う。

これは僕の高校時代にも当てはまる。陸上で無理をしすぎて、僕は高校3年間は怪我が続き、体育すらできない体になっていた。(これはおそらく母の病気も関係はしている)親父に母が病気になったことは口止めするように言われていて、それはずっと守ってきたが、当時の僕には荷が重すぎて、とんでもないストレスがかかっていたのだろう。

しかし、僕は中途半端に勉強ができたので、東大と早慶の中間の国公立大学を目指して高2の春から勉強を開始した。そもそも親父には浪人させない、塾にも行かせないといわれたので、完全に独学である。学校の先生にはお世話になったが(笑)

その結果、どう効率よく勉強すれば成績がいち早く上がるかを考えるようになった。

そして、僕は目標の国公立には落ちたものの、早慶両方に現役でw合格することができた。高校では勉強開始時は学年で真ん中ぐらいの順位であったが、高3の春には河合模試の偏差値は国語以外70以上は余裕でとれており、慶応は常にA判定であった。もちろん学年トップレベルの成績である。

ここから学んだのは、高い目標を持つならば、まずはそれに近づくために一歩一歩小さな目標をクリアしていく必要があるということだ。初めから出来る人などいないし、そう見える人も、裏では必ず努力をしていると僕は考える。

ということで、ポケモン対戦も同じことがいえると思う。最初からできる人なんていないし、そう見える人も必ず下積み時代があったはずだ。そもそも対戦というのは相手がいて成り立つものだ。最近の強者に弱者が質問箱で噛みついているのを見て、とても哀れだと思った。ゲームが対戦という性質上、ポケモンにモラルを求めるのは間違っているが、このゲームやっている人が幸せになる界隈であってほしいなと、常日頃思う。

現在自分はガチ対戦から離れているが、ガチ対戦のモチベが上がらないときは、一度離れてみるのも手かもしれない。それだけでその人の価値は決まらないし、人それぞれの良さというものは必ずある。上には上が、下には下がいるのが勝負の世界である。

そのことを念頭に入れ、適度な自信を持って取り組むのが、ポケモン対戦には有効ではないか。僕はそう考える。